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2015年8月 4日 (火)

福島松川浦の植物2〔大洲〕

P8020435福島県相馬市磯部大洲。太平洋と松川浦を仕切るように伸びた砂州。震災前は広大な松林が広がっていた。現在海岸沿いに7mのコンクリート張りの防潮堤、高さ3mにかさ上げし200m幅の松林の再生を目指している。P8020462建設中の防潮堤裏に塩性の湿地ができそこに様々な植物群落ができはじめているが、重機によろ工事で壊されていく運命かもしれない。P8020455その一時的な水路に、アオミドロのような、糸状のもがいっぱい生えている。

P8020427手ですくってみると、特徴的な果実がついている。カワツルモ Ruppia rostellata 環境省準絶滅危惧・福島は絶滅危惧1類でしたが、今のところたくさん生えている。リュウノヒゲモがないか探したが見つからなかった。保護を考えないと、工事の進行と共に結局絶滅危惧に戻っていくかも。P8020405マルミノシバナTriglochin maritima 大きい株が後背の塩性湿地に群落を作っていた。高さ40cmぐらいで大きい気がする。P8020403雌しべが出ている。花弁の内側の雄しべが入っている。普通のシバナもあるそうだ。P8020370アイアシP8020350_2ハマサジ
他にもハママツナ、ヤマアワ、トウオオバコ、ハチジョウナなど。復旧工事と共に保存区域が作られるそうだが、津波という鵜大きな攪乱で成立した群落。滅多なことでは攪乱されない場所にしてしまうと、結果的にこういった植物が生き延びていけるのだろうか。
絶滅しかけている植物はこういった攪乱を待って一気に広がり、土地の安定と共に消えていくのかもしれない。

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