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2011年9月13日 (火)

サバンナシマウマ Common Zebra

20110801africaj1023 アンボセリでもっとも目立つ草食動物がシマウマ。テレビや動物園でよく見ているのだが、野生の姿は美しい。2011aug01evening_game_drive_ambosel 乾燥した荒れ地で草を食べ歩いている。このように顔を上げて姿勢良く歩いているシマウマは意外に少ない。

2011aug03_morning_game_drive_ambose ほとんどのシマウマは下を向いて黙々と草を食べている。黄色く枯れた草原の中でゆっくりと群れで移動していく。2011aug02_morning_game_drive_ambose オグロヌー トムソンガゼル などの群れと一緒になって草食動物の大集団を作っている。それぞれの動物が得意の警戒をしていて、全体で肉食動物の接近に備えている。2011aug01evening_game_drive_ambos_2 ただ、たくさんのシマウマを長い時間観察できたが、走っている場面を私は見ていない。昼間のサバンナは平和で、いつも生命を狙われているような気配はない。ゆっくりと採食している姿ばかりが目についた。ライオンなどの狩りも闇に隠れやすい夜が中心なんだろうと感じた。2011aug03_morning_game_drive_ambo_2 このシマウマは背中に鳥が乗っている。ウシツツキ(Oxpecker)かと思っていたがどうも特徴が違う。アンボセリのシマウマは、サバンナシマウマ亜種グラントシマウマGrant's Zebra (Equus quagga boehmi) とされている。 この個体は、白い部分に少しだけ茶色みのある陰縞がある。〔他の亜種はこの陰縞がはっきりしたものが多い。グラントには普通は陰縞がない。〕 グラントシマウマは、ケニア-タンザニア周辺に分布している。

 シマウマの仲間は大きくグレービーシマウマ〔E.grevyi、2n=46〕、サバンナシマウマ〔E.quagga、2n=44〕、ヤマシマウマ〔E.zebra、2n=32〕の3種が東部-南部アフリカ生息している。図鑑で見ても、姿の違いは分かりにくいが、同じウマ属で染色体数が違うのが興味深い。〔イエウマ:Equus caballus、2n=64〕20110803africaj1534 最も広く分布する、サバンナシマウマ  Common zebraまたはPlains zebraは、東アフリカから南アフリカに約6亜種分布しているが、長年の狩猟等で分布域は飛び石状になり、グラントシマウマ以外は、かなり個体数が少ないようだ。南アフリカに住んでいた、基準亜種のクアッガ(Quagga)は絶滅。バーチェルシマウマ(Burchell's zebra〕は絶滅とされていたが2004年にナミビア北部のエトーシャ塩湖周辺で再発見されている。2011aug02_morning_game_drive_ambo_2 ヤシの木の茂みにいるグラントシマウマ。 

ケニア北部には大型で縞の細かいグレイビーシマウマ〔京都動物園にいる〕が分布しているが、ソマリア・スーダン周辺の個体群はすでに絶滅している。南アフリカからナミビアに生息するヤマシマウマの2亜種とも個体数が少なく、保護対策が行われている。

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