« アフリカマイマイ | トップページ | メジロ »

2010年1月20日 (水)

カタマイマイ

20091221_62 母島乳房ダムへ行く道で15mm程度のかわいらしいカタツムリに出会った。海岸べりの大きなアフリカマイマイの子供ではなさそうだ。種まではわからないが、小笠原の固有カタツムリを代表するのが、カタマイマイ属というようだ。

20091221_64 著しく硬い殻をもつので「カタ」マイマイというようだ。写真に撮ったカタツムリもこの仲間ではないかと思うが、余りよく分からない。見た感じが、しっかりとしたカタツムリで結構美しい。20091221_157 こちらは乳房山登山道で見たカタツムリ。同じ種類のような気もするがどうだろうか?HP「進化の小宇宙: 小笠原諸島のカタマイマイ」によれば、カタマイマイの祖先は、およそ300万年前に小笠原に偶然たどり着き、その後隔絶された状態のまま、小笠原で独自の進化を遂げ、島ごと、場所生息環境で形や生活様式が分化しとある。20091221_158 カタマイマイは小笠原の固有種の中でも、特に多様に種分化した「進化の証人」ともいうべき貴重な生物です。いまそのカタツムリが外来種のアフリカマイマイ、肉食性のカタツムリ:ヤマヒタチオビ、そしてニューギニアヤリガタリクウズムシという陸生のプラナリアなどにより脅威にさらされ、父島にはすでに、ほとんどいなくなってしまったそうだ。20091221_084 地面には縞のある物がいて本土のミスジマイマイに似た形のもいた。

小笠原諸島では、外来種を除くと95 種の陸産貝類が確認されており、そのうち88種が固有種であり、固有率は93%だそうだ。しかしすでに父島では66%が絶滅、母島でも41%が絶滅してしまっているようだ。海洋島で独自の進化を遂げた鳥が絶滅しているのはよく知っているが、カタツムリや虫などあまり知らなかった(私が関心を持っていなかった)生物が数多くすでに滅んでしまっていることに気づいた。

|

« アフリカマイマイ | トップページ | メジロ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アフリカマイマイ | トップページ | メジロ »