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2009年7月26日 (日)

四川省北海子・日食

2009july22 2009年7月22日7:55(日本時間8:55)四川省北海子(カンゼ・チベット族自治州康定县 雪門檻(3940m)入口)は、どんよりとした雲が立ちこめていた。


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始めて見るはずの日食、果たしてどうなる事やら。

ところが、幸運なことに時間が経つにつれ太陽が顔を出すはずの場所の雲は薄くなる。

2009july22_011 8:11 雲の隙間よりもう既にかけ始めた太陽が見える。周りから歓声が上がる。

2009july22_0248:34 右上からかけていく。いろいろ準備したのに、そのまま何もつけずカメラ任せ。

2009july22_039 8:45 手持ちカメラで太陽を入れて景色を撮る。かなり辺りは暗くなってきた気がする。太陽は思いの外小さい。

2009july22_044 8:46 雲が薄くなるたびに太陽はかけていく。日食グラスをかけると、むしろ太陽が見えない。雲のフィルターで普通のサングラスか肉眼が見やすい。太陽が明るく時々輝くときのみ使ってみる。

2009july22_055 8:51 ほとんど三日月このままだと、皆既になると太陽が見えないかもと思っていたが・・・。

2009july22_066 8:57 見えるたびにシャッターを押す。確実に太陽は被われていくが、時々厚い雲でその姿はとぎれる。

2009july22_106 皆既直前 奇跡的に雲が薄くなる。太陽を写すカメラの光調整が上手くいかない。9:08・04いよいよ太陽が消える。

2009july22_109 9:08・14 すっと消えていく。あたりは真っ暗に。その瞬間、黒い月のまわりに光が広がる。頭上には惑星・金星が輝き幾つかの星が見える。2009july22_116 9:08・56 カメラの調整が上手くいかない。暗くて調整ができずコロナが写らない。やっとの事でフラッシュ禁止にして写り出す。

2009july22_121 9:11・44薄い雲越しだが肉眼できれいに見えている。周りの景色は暗いが地平線は赤く見える。手持ちのカメラではうまく撮れなかった。2009july22_128 9:12・26雲が薄くなりコロナがより一層きれいに見える。2009july22_133 9:12・44黒い月の上部が明るくなり2009july22_134 9:12・48少し遅れたダイヤモンドリング。肉眼で見た一瞬の輝きは素晴らしかった。2009july22_136 9:12・50あたりは再び光を取り戻していった。明るすぎて今度は太陽がうまく写せない。2009july22_152 9:16霧が再び流れ込んできて再び太陽を隠す。

2009july22_156 9:17下向きの三日月型の太陽になっていた。

2009july22_161 9:27山は明るさを取り戻し、霧が晴れ青空も見え始めてきた。時間はカメラの撮影時間で、正確ではないが9:08・14~9:12・47の間、4分33秒間の天体ショーであった。

晴天の中の日食観察ではなかったが、かけ始めから写真をとれたのと、皆既直前から雲が薄くなり皆既中は基本的にはずっと見えていた。今回の日食、見られなかった場所が多かったようなので、私はまだ幸運だったのかもしれない。撮影カメラはオリンパスE510 70-300mmED 最大実質600mmで捉えた。今回、ピンぼけ写真しかとれなかったが、私の肉眼の網膜に焼き付いた皆既日食の美しさは、とれそうにない。生まれて初めて見た皆既日食、ひょっとするとかなり重篤な「日蝕病」かかったかもしれない。

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コメント

少し追加のデータを示します。
この日食の計算によるデータです。
国立天文台HPより
緯度:29.918 経度:102.055
標高:3900m 標準時:8
正確な観察地点の
(緯度29.89974,経度102.002907)
現地時間  食分
8:05:35   0 食の始め
8:40:00   0.565
9:08:03   1 中心食の始め
実際のデータ9:08:56(53秒遅れ)
~9:12:46(15秒遅れ)
9:10:16   1.023食の最大
9:12:31   1 中心食の終り
9:40:00   0.597
10:22:50  0 食の終り

投稿: Pteris | 2009年8月 6日 (木) 15時24分

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