西大台自然保護区
西大台自然保護区は原生的な自然をオーバーユースから守るため、立ち入りを厳重に管理している。ブナを主体とした広葉樹林にウラジロモミが混ざっている。
高木は見事な林であるが、林内は非常に見通しがよい。ヒメシャラの赤い幹が目立っている。
西大台は森林で覆われ景色を見られる場所が少ない。見晴台も高木の間から見る。頂上付近はなだらかな大台だが、谷は深く見通せないがここから500m以上は落ち込んでいる。
西大台全体が昔はスズタケに被われていたそうだが、今はほとんど枯れてしまってない。ごくわずか残っているだけ。
林下の明るいところで水が多い場所は一面のバイケイソウ、カワチブシが大きな群落を作っている。
尾根に近いところはミヤマシキミの群落が広がっている。スズタケが生い茂っていたときはコマドリやコルリなどが多かったようだが今は声すらない。倒木が多いせいか、キツツキばかりが目立つ。
雨の多い大台では下草や低木がなくなると、土壌の流出が激しくなり、根が浮きやがては倒れていく。シカが増えたせいであることは間違いないが歩いた範囲では現在シカが食べられるものはなく、姿も声も糞すら見られなかった。
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