« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »

2009年6月の3件の投稿

2009年6月29日 (月)

西大台の植物

M2009june14_143 西大台自然保護区は大台教会のすぐわきから入り、ドライブウェイに沿って入っていく。大台教会は、「神習教大台ケ原大教会」が正式名称で、明治24年に「魔物の棲む山」として誰も近寄らない人跡未踏の大台が開山され、明治32年にこの地に教会を建て、以後この山頂に定住して開発されたのこと。駐車場から余り離れていないが、周りはトウヒやブナなどに被われ静かな雰囲気だ。2009june14_135 シャクナゲは終わっていたがツツジ科の植物が目につく。これはサラサドウダン。2009june14_100 林内はすでに目に付く花は少ないが赤いヤマツツジやシロヤシオが咲いていた。109 目立たないが小さいツボ型の花、あとで調べてみるとコアブラツツジのようだ。M2009june14_032 谷合の湿った倒木にはホソバコケシノブが密生してミヤマノキシノブがついている。広い西大台だがシダや下草低木は、鹿の食べられない種類以外は、防鹿柵で囲まれた中以外はほとんど生えていない。それと崖に生えた僅かな植物や着生植物が残っているのみだ。2009june14_017 下草の生えていない、倒木にはキイロスッポンタケが生えていた。

| | コメント (0)

2009年6月18日 (木)

西大台自然保護区

M2009june14_157 西大台自然保護区は原生的な自然をオーバーユースから守るため、立ち入りを厳重に管理している。ブナを主体とした広葉樹林にウラジロモミが混ざっている。M2009june14_089 高木は見事な林であるが、林内は非常に見通しがよい。ヒメシャラの赤い幹が目立っている。M2009june14_067 西大台は森林で覆われ景色を見られる場所が少ない。見晴台も高木の間から見る。頂上付近はなだらかな大台だが、谷は深く見通せないがここから500m以上は落ち込んでいる。2009june14_121 西大台全体が昔はスズタケに被われていたそうだが、今はほとんど枯れてしまってない。ごくわずか残っているだけ。2009june14_048 林下の明るいところで水が多い場所は一面のバイケイソウ、カワチブシが大きな群落を作っている。M2009june14_027 尾根に近いところはミヤマシキミの群落が広がっている。スズタケが生い茂っていたときはコマドリやコルリなどが多かったようだが今は声すらない。倒木が多いせいか、キツツキばかりが目立つ。M2009june14_091 雨の多い大台では下草や低木がなくなると、土壌の流出が激しくなり、根が浮きやがては倒れていく。シカが増えたせいであることは間違いないが歩いた範囲では現在シカが食べられるものはなく、姿も声も糞すら見られなかった。

| | コメント (0)

2009年6月16日 (火)

大台ヶ原

M2009june13_07_2 6月13/14日は日本野鳥の会近畿ブロックの会議で10数年ぶりに訪ねた。ぱっと見たところ依然と変わらない、自然度の高さでした。M2009june13_22 駐車場に降り立ち周りを見渡しても余り変わらない。大台ヶ原ビジターセンター越しに最高峰日出が岳(標高1694m)方面を見る。頂上付近は非常に平らでピークらしいものは見えない。2009june13_30 この時期山頂付近に見られるトウヒの若い球果赤く美しい。ここ大台ヶ原周辺は南限地帯。貴重な木だが駐車場付近に多く生えているが林内はむしろ少ない。純林も今は枯れてしまっているようだ。ウラジロモミは多い。2009june13_14 大台山荘に向かう林はブナやオオイタヤメイゲツにヒノキやウラジロモミが混じり非常に美しいが、2009june13_15 林床に目をやると、芝生のように刈り込まれたような、高さ20Cm程度のミヤコザサが生えている。林内の見晴らしのいいのは、高木にした枝もなく、低木、亜高木がほとんどないためであろう。大台山荘の夜はこんなに見かけ自然度が高いのに夜の鳥の声も聞こえず、鹿の声だけが響いていた。(朝方ヨタカやトラツグミの声が聞こえたそうだ)

| | コメント (0)

« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »