« Poison-dart Frog | トップページ | Three-toed sloth »

2009年2月25日 (水)

Leafcutter ant

S2008des28sarapiquiots054Costa Ricaの昼間の熱帯雨林を歩いても、チョウ以外の昆虫に出会うことは非常にまれな気がする。アリやカ、ハエすら見つからない。S2008des24_ma_villabosque_h_054 そんなCostaRicaでホテルのまわりや二次林、自然度の高い森、海岸から山地までいたる所で見ることのできたのがLeaf-cutter ant ハキリアリだ。学名はAtta cephalotes アリ科フタフシアリ亜科に属している。中南米に生息する、有名な社会性のアリなので、どこかで見られるかなとは思っていたが、本当に普通に見られた。S2008des24_manuel_antonio_83 アリが葉を運んでいる列をたどると葉を切り出している場所に行き当たる。葉を鋭い大あごで切り取っていく。すさまじいばかりの行動力だ。写真は切り払われた柔らかいバナナのような葉を切り刻んでいた。S2008des24_manuel_antonio_85 見ていると明らかに大きさの異なるアリがいる。大きいアリは群れを守る兵隊アリかと思ったら違うようだ。大きいのから小さいのまでが葉を切っている。S2008des24_manuel_antonio_78文献によるとハキリアリの働きアリは、すべてメスで大・中・小と大きさが分かれていて、それぞれ役割が異なっているそうだ。大きな働きアリは兵アリで、体長約16mmである。葉は切ることをせず、巣の警戒に当たる。中型の働きアリは体長8~13mmほどで、葉を切り巣まで運搬するアリ。小型のアリは体長が3mmほどで、主に巣内のキノコ農園で葉を小さくかみ砕き、特殊な分泌物をまぜて畑をつくるとある。写真のものはかなりばらつきがあるように思うがすべて「中型の働きアリ」に当たるようだ。S2008des24_manuel_antonio_71 捨てられていたミカンの皮を運んでいる。アリが運ぶ葉の量はすごくいったん運び始めると瞬く間に丸裸にされていく。ただ巣までの距離は100m以上離れていることも普通のようで、途中にいくらでもエサにできる植物があっても見向きもせず、黙々と決めた作業場から運んでくるように見える。大きいコロニーは800万匹を超えるそうで林下に作られた巣の大きさも半端じゃない。掘り出された新しい土がまるで城のようにも見える。それにしても不思議なアリだ。攻撃性はあまりなく誤ってアリの道を踏んでも攻撃してこないで、すぐによけてまた黙々と葉を運んでいく。じっと観察していても飽きない。S2008des28sarapiquiots021 

|

« Poison-dart Frog | トップページ | Three-toed sloth »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Poison-dart Frog | トップページ | Three-toed sloth »