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2008年11月 4日 (火)

スズメノヒエ

S2008oct10_sima13 11月1日 湖北町野鳥センターを訪ねたおりに、コポッピーさんにスズメノヒエについて質問を受けたが、センター付近はシマスズメノヒエPaspalum dilatatum が残っていただけでした。南アメリカ原産の帰化植物で5月末頃から穂が見られます。S2008oct10_sima12 「花」が咲いていると小穗は広卵形で長毛が目立つし、ブラシのように突き出た雌しべ(柱頭)も、おしべ(葯)も黒紫色だ。S2008oct10_49 これは在来種のスズメノヒエ Paspalum thunbergii 帰化種に押され気味だけれどまだあちこちに普通に見られる、花は8月末頃より見られせいぜい10月まで、上の写真では雌しべはでていないが黒紫色で「シマ」と変わらないが、葯の色は黄色い。小穂は「シマ」より、丸い感じで毛がなく、つるっとしている。S2008oct10_54 慣れればちょっと小さめで、ちょっと見ただけで見分けが付く。やっぱり他の在来種同様、日本の農業環境に適応した植物のようで古めの水田地域に多い。稲刈り終えて、明るくなった畦で急に桿をのばし、種を付ける生活スタイル。S2008oct10_50 もう一つの見分けのポイントは葉と葉鞘(桿じゃないよ)は取っても毛深い。「シマ」は小穂毛深いが葉は毛深くない。滋賀県でも「シマ」がはびこりすぎなので、ちょっと気をつけて見ておきたい。S2008oct10_tachi63 ついでにもう一種タチスズメノヒエ Paspalum urvillei これはススキと間違うぐらい大型「シマ」より最近増えて来ているような気がする。S2008oct10_tachi64 「タチ」も葯は黄色。 他にスズメノヒエの仲間は、「アシカキ」に変わって琵琶湖の周りの埋め尽くすチクゴスズメノヒエとキシュウスズメノヒエ、アメリカスズメノヒエがよく見られる。これらは「花」穂がV字型で2本なので見間違わない。またそのうちに取り上げます。

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