白山の植物 観光新道
殿ヶ池避難小屋 登山はいつも7/20日過ぎになるので、今回は思い切って7/12~13に登ってきた。いつもは、花のピークが過ぎてみられない早めの花に期待して。今回は市ノ瀬に車を置き、バスで別当出合1260m、観光新道を経て室堂を目指した。観光新道は出だしから、ブナなどの夏緑林の中の急登が続き、苦しいが早めに花畑に到達できるので選んだ。1700m付近で尾根筋に出て禅定道と合流。その辺りから、急に花が目立ち始める。
まずはササユリ、滋賀県では大きい株はあまり見かけなくなったが、けっこうあちこちにさいていた。
アカモノGaultheria ovatifolia なかなかかわいい花だ。
ゴゼンタチバナ Chamaepericlymenum canadense 亜高木林下に群生している。亜高山帯のどこにでも普通に見られるが、ここ白山の御前峰から名付けられたそうだ。
雪渓が溶けてまもない所から芽出したばかりのショジョウバカマ。
サンカヨウ ほとんどが実になっていたが一ヵ所だけ花が残っていた。
キヌガサソウ 最近まで雪渓が残っていた場所で群生していた。花が終わった後は見かけるが、咲いているのを見つけたのは久しぶりだ。
クルマユリLilium medeoloides 小さくまとまった感じがかわいい。花だけアップして見るとオニユリみたいにも見えるが、実際は直径5cmぐらい。
ツガザクラ 低いところの岩場はもう花が終わっている。
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