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2008年7月の7件の投稿

2008年7月31日 (木)

豊口・塩見岳のシダ

S2008jul28_34 7/27~29は鳥越林道から三伏峠を経て塩見岳を往復した。写真は、28日前小河内岳から見た塩見岳。南アルプスはかなりの高度まで樹林帯に被われ、雪も比較的少ないためか、お花畑の規模は大きくない。その上、シカが高山帯にまで姿を見せ、セリ科などから、シカが食べないマルバダケブキなどの、キク科植物が増えているそうな。S2008jul28_2チシマヒカゲノカズラ、普通のヒカゲノカズラより細くこぢんまりしている。ハイマツの下にひっそりと。S2008jul28 スギカズラ、ホソバトウゲシバもありちょっと見ると似てくるが胞子嚢の付き方が異なる。S2008jul29_16 塩見岳の岩場の影に生えていたタカネシダ S2008jul28_37 トガクシデンダ。豊口山と山北の間はシダが多い。コケで覆われた岩壁などをよく見ると小さなシダが生えている。 S2008jul29_66アオチャセンシダ S2008jul29_45 ヒメイワトラノオS2008jul28_48 ヤツガタケシノブ2008jul28_06 イナデンダ  S2008jul29_72 トヨグチイノデS2008jul29 もちろん小さいシダばかりでなく、このオオメシダやシラネワラビ・シノブカグマなども生えている。S2008jul29_23 鳥倉林道から見た豊口山。正面に石灰岩の大岩壁が見える。S2008jul29_11その岩場の一部に日本でここにしかないトヨグチウラボシが付いていた。確かにノキシノブとは異なる。大切にしないといけないシダが多い。

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2008年7月25日 (金)

伊吹の鳥

S2008jul24_12 伊吹山頂付近を訪ねるのは今年4回目、集中して季節を追って植物を見られるのは、楽しい。7/24は望遠レンズを付けて少し鳥もとることにした。駐車場付近では何といっても見やすいのはホオジロ。駐車場の看板の上でさえずっていた。S2008jul24_02 比較的人を恐れなくなっているのかあまり逃げない。2008jul24 駐車場から下を見かけると、シナノキが実を付け、そこに十数羽のイカルが集まっていた。2008jul24_17 S2008jul24_09 中央遊歩道を上がるとシモツケソウが茂る草原でアオジがさえずっていた。冬にはよく見かけるが、草原でさえずるアオジは新鮮な気がする。ホトトギスもあちこちでさえずっているが、写真が撮れない。6月に訪ねたときはカッコウ、ツツドリ、ジュウイチ、セグロカッコウと日本で生息する杜鵑類の声がほとんど、比較して聞くことのできる貴重な場所かもしれない。S2008jul24_03 山頂付近で多く見られる木はオオイタヤメイゲツだがその茂みに隠れるようにウグイスが鳴く。写真は写せなかったが、マミジロ、クロツグミも山頂付近に群生するオオイタヤメイゲツの亜高木林を中心に繁殖しているよう。山頂付近を飛び交うツバメは、6月はイワツバメとアマツバメを少し見たが、7月に見ているとツバメが増え後半はショウドウツバメが混じってきているようだ。

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2008年7月23日 (水)

モメンヅルとイワヤシダ

S2008jul2101 モメンヅル Astragalus reflexistipulus 京都のT氏に自生地を教えてもらい毎年動向を見てきた。この場所は葛川沿いの土手で草刈りが頻繁に行われ紫陽花に守られ今年は1株だけ確認できた。訪ねたときは花を咲かせていた。S2008jul2114 花のアップS2008jul2129 托葉S2008jul2137 種子 状況から見て絶滅寸前、滋賀県では要注目種に指定。

S2008jul2113 イワヤシダ Diplaziopsis   cavalerianaこれも林の伐採埋め立てで姿を消したと思っていた。今年付近を調べると小型の株が1個のみ見つかった。滋賀県においては希少種に指定。何とか生き延びてくれればよいのだが。S2008jul2114_2 葉脈は網状、イワガネソウにも一見似ているが・・・。S2008jul2107 これはミヤコイヌワラビこれもやはり希少種。湿った林下に生えるが少ない。

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2008年7月21日 (月)

白山の鳥とシダ

  S2008jul12_75 白山で撮影できた鳥はイワヒバリだけ。けっこう見かけてはいるものの、花撮影を主にマクロレンズを入れているので望遠レンズに対応できないせいかもしれない。樹林帯はカラ類、アカゲラ、キビタキ、カケスなど時期が遅かったせいかツグミ類の声はあまり聞かなかった。クロツグミぐらいかな。高山帯はイワヒバリ、ウソ、ホシガラス、ルリビタキ、カヤクグリなど。どういうわけ亜高山で目立つメボソムシクイやコマドリの声が聞こえなかった。あんまりいないのだろうか?

S2008jul12_143 北のシダは普段見慣れてないので必ずしも自信がない。間違っていたらお教え願いたい。たぶんこういったタイプをコシノサトメシダといっているのではないかと思う。S2008jul12_154 これはカラフトメンマ、夏緑林の中はオシダやサカゲイノデが多いのだが、低木林となり、雪渓が出始めると草地にも見られる。S2008jul12_086 もう一つ湿り気味のお花畑に見られるのは、カラクサイノデ。S2008jul13_33S2008jul13_16 S2008jul13_30 白山は標高の割に多雪地帯なので湿り気が保たれる場所が多い。高茎のお花畑にシダが目立つ。S2008jul13_07ヤマソテツ。亜高山帯のシダは他にハクモウイノデ、オオバショリマ、オクヤマシダ、ミヤマメシダなど。S2008jul12_64 クロユリが咲く花畑の縁で、雪が消えたばかりの場所にチシマヒカゲノカズラが生えていた。

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2008年7月19日 (土)

白山の植物 室堂周辺

S2008jul12_40 2702m白山の最高峰。S2008jul12_09 7/12昼頃にはすっかり晴れ上がった。まだあちこちに大きな雪渓が残りやや季節の進行が遅いようだ。S2008jul12_10 ミネザクラ Prunus nipponica Matsumura 雪渓の横にまだ咲いていた。少し離れた場所ではすでに実になっていた。S2008jul12_71 ハイマツの下にはキバナノコマノツメ、高山の黄色いスミレだ。S2008jul12_55 コケモモの花もいっぱい咲いていた。さすがに夏休みに入る前に来ただけのがあった事があった。いつもは咲き残りばかりだ。S2008jul12_26 ツガザクラも咲いている。岩だらけの所に多いようだ。S2008jul12_05 アオノツガザクラはやや湿った雪渓の周りで咲いている。以下は節電の周りで見られた花。S2008jul13_33 雪の消えたばかりの場所はコシジオウレン(ミツババイカオウレン)が咲くS2008jul12_62 コイワカガミ雪渓の消えた後すぐに咲くようだ。S2008jul12_34 シナノキンバイS2008jul13_19ハクサンフウロS2008jul12_42 クロユリまだ咲き始めでつぼみのものも多かった。S2008jul13_01 やっぱり白山といえばハクサンコザクラでも少し早めだったのか咲いている花はあまり見かけていない。他にも色々花は見かけたが一応この辺で。

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2008年7月18日 (金)

白山の植物 観光新道

  S2008jul12_093 殿ヶ池避難小屋 登山はいつも7/20日過ぎになるので、今回は思い切って7/12~13に登ってきた。いつもは、花のピークが過ぎてみられない早めの花に期待して。今回は市ノ瀬に車を置き、バスで別当出合1260m、観光新道を経て室堂を目指した。観光新道は出だしから、ブナなどの夏緑林の中の急登が続き、苦しいが早めに花畑に到達できるので選んだ。1700m付近で尾根筋に出て禅定道と合流。その辺りから、急に花が目立ち始める。S2008jul12_012 まずはササユリ、滋賀県では大きい株はあまり見かけなくなったが、けっこうあちこちにさいていた。S2008jul12_048 アカモノGaultheria ovatifolia なかなかかわいい花だ。S2008jul12_106 ゴゼンタチバナ Chamaepericlymenum canadense 亜高木林下に群生している。亜高山帯のどこにでも普通に見られるが、ここ白山の御前峰から名付けられたそうだ。S2008jul12_149 雪渓が溶けてまもない所から芽出したばかりのショジョウバカマ。 S2008jul12_021 サンカヨウ ほとんどが実になっていたが一ヵ所だけ花が残っていた。S2008jul12_012_2 S2008jul12_040 キヌガサソウ 最近まで雪渓が残っていた場所で群生していた。花が終わった後は見かけるが、咲いているのを見つけたのは久しぶりだ。S2008jul12_122S2008jul12_103 クルマユリLilium medeoloides 小さくまとまった感じがかわいい。花だけアップして見るとオニユリみたいにも見えるが、実際は直径5cmぐらい。S2008jul12_098 ツガザクラ 低いところの岩場はもう花が終わっている。

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2008年7月15日 (火)

白山のタンポポ

S2008jul12_16 7月12・13は天気が良さそうだったので急遽白山に行ってきた。適当に曇っており登りはかんかん照りの天気ではなく気持ちのよい登山でした。市ノ瀬よりバスで別当出合。そこから観光新道を使い、殿ヶ池避難小屋を経て、馬のたてがみ、室堂。S2008jul12_083 ミヤマタンポポに出会ったのは殿ヶ池避難小屋付近より、2000mを越えたあたりから。高山の高茎草原の縁登山道脇に点々と見られる。草原内部には見られない。S2008jul12_070 それにしても、これがミヤマタンポポか?このところ雑種タンポポを追いかけて、いろんなタンポポを見ているが総苞外片はけっこう広がる。花は大きく、色が濃い、やや黒みを帯びる所は雑種ではないようだ。S2008jul12_33 それにしてもけっこうセイヨウタンポポに似てる。 S2008jul12_04登山道の脇に多いが室堂周辺には大きく立派な株が見られる。。2008jul12 ミヤマタンポポの小花の様子。 S2008jul13_12 本物のセイヨウタンポポは室堂、小屋周辺のひろばで少し見られた。今後広がっていかねばよいのだが。比べてみるとやっぱり違う。2008jul12_2 花の作りが違うようだ。ミヤマタンポポは無融合生殖種なので雑種化は心配ないと思うが外片の様子はけっこう変異が多い。ミヤマタンポポ自体をもう少し調べてみないと難しそうだ。

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