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2008年1月の7件の投稿

2008年1月 7日 (月)

三宅島巡り2 1962年噴火跡など

2007dec2909ol 三七園地から見た1962年(昭和37年)噴火跡、見えている火口はおそらく「ひょうたん山」 赤場暁(あかばっきょう)2007dec2926火ノ山峠坪田高濃度地域に当たるため立ち入り禁止2007dec2914ol ここは地獄谷1962年の溶岩流だろうか、いずれにしても2000年以降の噴気によってことごとく木が枯れている。2007dec2920  林道脇にあった小さな池。冬なので草は枯れているが、緑色に目立つのはユノミネシダ。2007dec2929 木が枯れているため展望はよい。背景は雄山の頂上付近、写真ではわかりにくいが、白い噴煙が見えている。2007dec2939ol 枯れた木の上ではハシブトガラスが鳴いていた。

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2008年1月 6日 (日)

三宅島巡り1 83年噴火跡

2007dec2906 12月29日は三宅島を時計回りにレンタカーで一周した。まずは、元はうっそうとしたシイタブ林があった新澪池跡、1983年10月3日の噴火時 マグマ水蒸気爆発により跡形もなく吹き飛んだ。今は大きな窪地になっている。
2007dec2912 新澪池の横を上がったところ。1983年の噴火字の溶岩流、上部が二男山噴火地点。2007dec292 阿古地区に流れ込んだ溶岩流。400戸埋没したという。2007dec2909ol 溶岩流は海に入る手前阿古小学校のところで止まった左は体育館右は3階建ての校舎が上の方まで溶岩で埋まっている。2007dec2914ol 83年噴火は10月3日と4日の2日間で終了した。今更ながら流出した溶岩流のすごさが分かる。2007dec2901ol 溶岩流自体には地衣コケ類が生えているのみでした。イタドリとイネ科の植物がわずかに生えている。

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2008年1月 5日 (土)

ヤマガラ

2007dec29esadai 三宅島は今なお火山ガスの流出が続き、一般の旅行者は入りにくいかと思ったらそうではないようだ。一応島での滞在はガスマスクの携行を義務づけられているが実際には点検もなく、宿の人に聞いたら必要ないとのことで購入しなかった。宿は大路池の近くの新鼻荘。1983年の噴火まではもう少し西側の新鼻にあったそうだがそのとき水蒸気爆発と共に消失し現在の位置に移動してきたという。Miyakeis071230_yamagara4 新鼻荘の庭にえさ台が作ってあり早速小鳥たちの出向かいを受けた。Miyakeis071230_yamagara 八丈島ではなかなか写真を撮らせてくれなかったヤマガラだがここでは望遠レンズが使えないほど近くに寄ってくる。Miyakeis071230_yamagara2ここのヤマガラはほおの色がオレンジ色で白い部分がほとんどない 。滋賀県で見るヤマガラとは亜種が異なり、Parus varius. owstoni オーストンヤマガラと呼ばれている。Miyakeis071230_yamagara3正面を向いたヤマガラ。体つきはやや大きいようだ。2007dec29yamagara 後ろから見た姿。頭央線が見える。2007dec29sijukara ほかにはシジュウカラやカワラヒワ、スズメなどが来ていた。庭のホルトノキに実がなっていてヒヨドリやキジバトが来ていた。宿の周りでウグイス、メジロ、アオジ、ミソサザイ、コマドリ、カラスバト、アカコッコも写真は撮れなかったが確認できた。動き回るより大路池に隣接した林の民宿で1日ゆっくりしていた方が見られるかもしれない。

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2008年1月 4日 (金)

三宅島へ

2007dec28 12月28日朝八丈島八重根港を10:10発サルビア丸に乗り、三宅島へ向かった。海が荒れているとのことで、実際には9:50頃に出発。13時頃途中御蔵島に寄港。上の写真は御蔵島の手前から撮った写真で左側に三宅島も見えている。2007dec281 御蔵島は断崖に囲まれた島で港はその一角にある。波が高いときは着岸が難しいようだ。港から少しあがった所に民家が見える。島は周囲16km、中央に標高851mの御山があり、人口は250人ほどだそうだ。御蔵はオオミズナギドリの繁殖地でありニオイエビネ、ミクラミヤマクワガタなど生物については非常に魅力的。ただ宿泊施設や着岸が難しく欠航することもたびたび。夏に行ってみたい。2007dec2809 御蔵を出港し三宅島阿古には14:00過ぎに到着。新鼻荘に向かった。この日最終日のアカコッコ館を訪問してこの日は終わった。

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2008年1月 3日 (木)

八丈島のシダ

2007dec26hachijousida 八丈といえば真っ先に思いつくのがハチジョウシダPteris fauriei。どうやら本場はこれ一種のよう。葉は硬めで海岸から谷間まで比較的多く観察できた。2007dec26hatijoukaguma ハチジョウカグマ林道脇いっぱい。大きい株がたくさん見られた。まあ本場で見てもコモチシダの大型のものとしか言いようがない気がする。2007dec27kanawarabi コバノカナワラビのようだが小型でも胞子を付けている。頂羽片もややはっきり気味。どうやらハチジョウカナワラビのようだ。学名はArachniodes davalliaedormis.のようだ。根茎はコバノカナワラビと同様あまり大きくはない。2007dec26houbisida ホウビシダも見られる。2007dec26shiroyamaこれはシロヤマシダ。2007dec26shiroyama2探したがコクモウクジャクなどはないようでした。2007dec26juumonnjishida_2 大きなジュウモンジシダも見られる。 公園内はオオタニワタリが多いが野外では1カ所自生状態を認めたが、後はほとんど植栽のようだ。期待していたシチトウハナワラビは見つけられなかった。リュウビンタイ、カツモウイノデ、ミゾシダ、ケホシダ、ヨゴレイタチシダ?、2007dec25arageアラゲヒメワラビ、セイタカイワヒメワラビ、スジヒトツバ、シシラン、オオハイホラゴケ、コウヤコケシノブ、2007dec25honnguu ホングウシダ、ホソバイヌワラビ、ナチシケシダ、リョウメンシダ 、アスカイノデ、ヒトツバ・・・。結構いろいろあるようです。でも種類は思ったより少ない気がするが個体数はどれもたくさんある。また季節のいい時期に行ってみたい気がする。

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2008年1月 2日 (水)

ハチジョウベニシダ

2007dec26hatijobeni ハチジョウベニシダ Dryopteris caudipinna 2007年12月26日八丈鴨川林道大滝付近に生えていた、ハチジョウベニシダ。ハチジョウベニシダの原産地を確認しに行くのが今回の旅行の目的の一つであったが、八丈島のやや標高の高い所には普通に生えていた。2007dec27hachijobeniこれは27日八丈唐滝硫黄沼歩道のものだが葉はやや二型性で胞子をつけた葉は大きく伸びて大きいものでは葉柄もあわせて1m近いものがあった。時期的に胞膜の色は確認できていないが、小羽片は細長くややトウゴクシダ的な感じに見えるものもあった。伊豆七島には普通に生えているようだが、普通のベニシダと思われるものはなかった。2007dec29hachijobeni3 次に訪ねた12月29日三宅島火ノ山峠付近の林下で見たハチジョウベニシダ。八丈とは違い海岸部付近から生えていた。2007dec29hachijobeni葉柄部と葉の表面2007dec29hachijobeni2葉の裏面。胞子ははじけ飛んでいた新しい葉も伸びていたが胞子をつけていないものばかりであった。2007dec29hatijoubeni 大路池付近のシイ・タブの林下は一面ハチジョウベニシダばかりでした。幼株も多いただ三宅島は火山ガスの影響か島の南部と北部にごくわずかいい状態の照葉樹林が残るだけで大部分は木が枯れて下草もない状況でした。ベニシダ類は2n=123のものがほとんどだが、ハチジョウベニシダは2n=82の有性生殖を行うとされている。ただ日本での分布はほとんどが島嶼で、本土ではよく発達した照葉樹林下で細々と生き残っているのみである。伊豆諸島以外では京都の冠島や島根で確認されている。

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2008年1月 1日 (火)

八丈島のヘゴ

2007dec26hego4 Cyathea spinulosa ヘゴ  八丈島は木生シダのヘゴの北限自生地として知られている。写真は裏見ヶ滝遊歩道脇に生えていたもの。時勢状態のものもあるが、明らかに植栽されたと思われるものも多かった。生育状態はよくよく見ると芽生えたばかりのヘゴも見られた。2007dec26hego ほとん どは谷間の林下に生えており樹高は3m程度、枯れた葉が垂れ下がり葉柄痕は目立たない。2007dec26hego2 葉柄の付近は写真では目立たないが、やや鋭いとげがある。2007dec26matubaran立ち上がった根茎、(いわゆるヘゴ板)にはコケや着生シダなどが着いている。写真は小さなマツバラン。2007dec26hego3 ヘゴは標高200mていどまで分布しカツモウイノデやリュウビンタイと共に亜熱帯を感じさせるシダでした。(三宅島のアカコッコ館の近くでもヘゴは確認したがこちらは自生ではないと思う。)

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