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2007年6月の9件の投稿

2007年6月28日 (木)

水鳥繁殖調査3

S2007jun2737 6月下旬27日の午前、梅雨の晴れ間を利用して、胴長をはいて雄琴河口のヨシ原を再び踏査。このところの雨で琵琶湖の水位は上昇(0~+4cm)しているようで、陸地にあるはずの部分も水没している。前回調査した16日は-14cmだったので、15cm程度は上昇している。胴長での調査にとってこの差は大きい。S2007jun2719相変わらずオオヨシキリは良くさえずり河口エリアで10箇所は鳴いている。かなり注意はしていても今回オオヨシキリの巣は見つからなかった。ジャヤナギの枝に小ぶりの巣を見つけた。 S2007jun2716高さは水面から1.2mぐらい巣の入口は径7cm程度。巣の状態から見て今年作られて、すでに巣だったものの用に思われる。誰の巣だったか分からない。S2007jun2709ヨシ原を踏査してみて気付いたことは廃船が多く捨てられていること。劣化していたりいて壊れやすく、乗り越えていくのは大変。ざっと見たところ20台近くはあったと思う。よし群落に覆われ目立たないがこれは問題だ。 S2007jun2711 廃船の脇で大きな2mぐらいの大きなシマヘビを見つけた。ウシガエルや鳥の雛や卵を餌にしているのかもしれない。近くでカイツブリが鳴いていたが、やはり巣は見つけられなかった。 S2007jun2726でも6月下旬になってシロネが花を咲かせ始めていた。ヨシ原の内部はウキヤガラとシロネ、シロバナサクラタデが多いようだ。 S2007jun2733雄琴周辺で湾の奥を埋め尽くすように覆っていたトチカガミも最近すっかり姿を消していたが、ヨシ原の影で細々と生き延びていた。S2007jun2704廃船の影には雄琴付近では確認していなかったミクリもあった。琵琶湖では決して珍しく思っていなかったが最近はあちこちで姿を消し気味で注意したい植物だ。S2007jun2720アカメヤナギの木の下には、30cmを越える大きなブラックバスが死にかけていた。どうもルアーを加え糸を引きずって、ここまで逃げてきて、結局死ぬ運命になったようだ。水草を引きずって踏査していると、なかなかしぶとく切れないと思ったら、テグスが絡んでいることが多く、プレジャーボートの起こす波以上に、廃船と釣り人の残していった物が気になった。

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2007年6月23日 (土)

北小松のハナヤスリ

S2007jun2302 ノハナショウブ 大津市北小松    昨日までの雨がやみ、梅雨明けを思わせる天気の中でY氏とS氏と共にハナヤスリを中心に見て回った。S2007jun235 大津市の覚性律庵のコヒロハハナヤスリ、コケの生えた境内に生えていた。比較的乾燥した所に生えていた。墓地や背の高い草が余り生えていない場所によく見られる物だ。伊香立途中町還来神社に自生する物もほぼ同じ。根は直線的に横走し所々から新しい芽を出していた。S2007jun2313 それに対し、北小松の物は写真のように栄養葉の葉は細くハマハナヤスリといわれている物に似る。花崗岩地の緩やかな峠付近にできた湿地に生えていた物である。S2007jun2315 もう一つのタイプはやや幅が広く比較的大柄で群生している。雨の後でもありほとんどが水没して水草状態になっていた。S2007jun2305 写真のようにのように水中に栄養葉を広げ胞子葉だけを水面上に出している。このタイプのハナヤスリは偶然水没したというより、他の植物が群生していない水没しやすい場所を好んで生えているような気がする。実際水没していない場所にはほとんど生えていなかった。かなり大津市のコヒロハハナヤスリとは、生えている環境が違うような気がした。

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2007年6月17日 (日)

水鳥繁殖調査2

S2007jun1620チクゴスズメノヒエ群落と釣り船    6月16日は梅雨入りしたばかりなのにもう梅雨明けの雰囲気。朝から太陽が照りつけている。そんな午前中は、雄琴川河口の湾を隔て対岸に当たる衣川園地の周りのヨシ原の調査を行った。ここ数日琵琶湖湖岸では珍しいカッコウが鳴いていたところである。S2007jun16352mにもなる大きなドクゼリ   余りヨシ原は大きくは広がってはいないがその外側はチクゴスズメノヒエの大きな群落が広がっている。湖岸は大きなアカメヤナギが生えている。土曜日といううことでバスボートがたくさんでモータボートが琵琶湖をかけていく。湾内入ってこないのは、繁茂し始めたコカナダモのせいかもしれない。S2007jun1626マコモ群落が広がっているここは河の出口で比較的砂地で深いが泥は積もっていない。S2007jun162そのヨシ原の内側に直径80cmぐらいの枯れ草が積まれたようになった物があった。どうやらカイツブリの古すかなと思ってよく見ると上部の草を除けたら白い長径4cmぐらいの卵が4つあった。S2007jun165カイツブリの大きさからすると大きすぎるような気もしたが明らかに抱卵中の巣でした。そうそうに立ち去った。ウシガエル、ナマズ、アカミミガメが多くあちこちでトンボが羽化しているようでした。キトンボかな。写真のトンボは羽化した手なのか近寄っても余り飛ばない。S2007jun1614 オオヨシキリの声はあちこちでするし、姿も何度も見たが、今日は巣は見つけられなっかった。この辺りはカッコウが鳴いていたので巣を見つけられれば、托卵の可能性もあると思っていたのだが、確認できませんでした。オオバンもバンも見つけられませんでした。カルガモとカワセミは見られました。

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2007年6月14日 (木)

ハッカチョウ繁殖

S2007jun13_017ハッカチョウAcridotheres cristatellus  国道沿いの人通りの激しい場所で、営巣しているのに数日前に気がついた。6/14日にカメラを提げて、写しに行った。 ハッカチョウについては以前にもこのブログに書いたのだが、去年にも繁殖したのではと思っていたら、夏の間しばらく見なくなっていた。今年は春から雄琴周辺でよく見かけるので、営巣場所を探していた。http://nionoumikara.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_315b.html  雄琴の旧市街をウロウロしてツバメの営巣場所等も確認していたが、見あたらなかった。2007jun13_033そうしていたところ雄琴の建設用の重機などをレンタルしている会社の看板の裏から顔を出すハッカチョウを見つけた。S2007jun13_021また、さらにもう1羽が近くの電柱に止まっていた。ここは多くのムクドリも営巣しているようで、時々威嚇をしている。ムクドリより一回り大きく、明らかにハッカチョウが強い。どうやら現在、抱卵中かすでに小さい雛がかえっている状態かも知れない。移入種だとすると、繁殖の成功はよろこばしいことではないし・・・。ちょっと複雑。S2007jun13_018  ハッカチョウ は真っ黒い鳥だが飛ぶと羽に白い模様が目立つ。くちばしの上の冠羽もよく目立つ。S2007jun13_072 先ほどの電柱で2羽が出会う。オス・メスだと思うが性差は感じない行動から上に止まっているのが雌だと思う。S2007jun13_054 もっぱら上の方に止まっている方が看板の裏に入り、下の方が電柱で監視しているように思う。目の虹彩の色はやや雌と思っている方が赤いように思える。S2007jun13_080 しばらくしてまた看板の裏に戻っていった。S2007jun13_085 ややハッカチョウにとっては隙間が狭いのか、入るのに手間取っていた。しばらく観察して、繁殖の成否をとにかく確認することにしよう。

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2007年6月12日 (火)

水鳥繁殖調査

S2007jun8_ogoto_001   6月10日は朝黒河林道から帰り休憩後、昼から、雄琴河口の水鳥調査をしてきました。胴長をはいてヨシ原を歩いてきました。想像通り大変でした。オオヨシキリの巣は2箇所で見つけましたが、カイツブリ等は見つけていません。今まで2回の観察でも、カイツブリは観察により巣作りしているのではと思っている場所からは離れています。S2007jun10ogoto7河口から北側の琵琶湖側から北側にかけて水没ヨシ群落を観察しましたが私の観察ではオオヨシキリの巣が2箇所で見つけたのみでした。いずれも湖岸の水没の株建ち気味のヨシを束ね水面から1~1.5mの高さにありました。水深は私のへその辺りまで水があり、かなり水位が下がっても陸化する事はなさそうです。
S2007jun8_2囀っているので陸化部分でも歩いてきましたが、より大変、イバラやウキヤガラ、シロネ、イヌゴマ、オギ、枯れヨシはあるのに、陸化部分のヨシは伸びていない、最終的にはヨシが勝つのかも知れないが、明らかに水没ヨシの生長がよい。したがって今年伸びたヨシが成長が悪く、巣もない。
ただ、実際に体験して分かったことは琵琶湖に面したところを、歩いてみて、プレジャーボートや観光船の引き起こす波の圧力は相当激い。
大きなヨシ原の周辺では、少なくとも繁殖期の規制は必要と感じた。それにしても、ヨシ原周辺はヘドロがたまっていて臭かった。S2007jun10ogoto4
本来はオオヨシキリの巣の写真は差し控えるべきでしょうが、繁殖調査用に撮影したものを、調査協力をお願いしているので、参考のため写真を添付しておきます。S2007jun10ogoto5
巣には3羽の生まれたばかりの雛と2個の卵が在りました。のぞき込める高さでないので、デジカメを巣の上にかざして、当てずっぽうでシャッターを切ったものです。画像で中を確認してそうそうに立ち去りました。近くで親が気にしていました。

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2007年6月11日 (月)

モニタリング調査

S2007jun10_017  6月9日夜から10朝、「野鳥の会モニタリングサイト1000」の調査で高島黒河林道から三国岳の麓を歩いてきました。昨日から現地に泊まり込み朝4:00から3往復 8;30まで夜間にはヨタカがさかんに鳴いていました。繁殖時期後半となりさえずりは朝早くの短時間だけで終わってしまいました。本来5月中旬に済ませたい調査でした。S2007jun10_028調査中に見かけた蛾、ふらふらとたくさん飛んでいました。
朝1回目はトラツグミ、クロツグミなどけっこう良く囀っていたが5:00を過ぎると噤んでしまい、意外に静かでした。繁殖期初期と違って囀っている時間が短い。
杜鵑は一通り、カッコウだけはかなり遠くで確認しただけ。アカショウビンの声は少なくとも2箇所で聞きましたが、それも5時前の1回目だけでした。
「ブッポウソウ」ぐらいいないかなと思っていましたが「声」のほうも姿も在りませんでした。S2007jun10_021ヤマボウシこの時期は白い花が目立つ。   S2007jun10_042これはタンナサワフタギ、コツクバネウツギなど白い木の花がきれいでした。S2007jun10_053 ヒトツバ(マルバ)カエデも生えていました。S2007jun10_026キンコウカも咲き始めていました。滋賀県では他ではほとんど見かけません。

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2007年6月10日 (日)

いきものふれあいの里探鳥会

S2007jun9_kutuki_004 ウツギ 野鳥の会滋賀支部主催の「高島市朽木いきものふれあいの里探鳥会」は、雨のため中止しましたが、担当だったので私は行ってきました。
 雨天確率の高い中、京都から来られていたI夫妻と共に探鳥会コースを歩いてきました。S2007jun9_kutuki_018コアジサイ
ウツギ、オオバアサガラ、エゴノキ、ホウノキなど木の白い花が咲いている中探鳥でした。ギンリョウソウやコアジサイ、オカタツナミソウもきれいでした。さいわい前半は雨は降っておらず、中盤は小雨の中、最後の方はやや強い雨と雷が鳴っていましたが、まあ予定通りのコースを歩けました。
いるはずの杜鵑類とクロツグミは見られませんでしたが、まあこんなものでしょう。 26種でした。S2007jun9_kutuki_014
1 ハチクマ 2 トビ 3 キジ 4 キジバト 5 アオゲラ
6 アカゲラ 7 コゲラ 8 イワツバメ 9 キセキレイ 10 セグロセキレイ 11 ヒヨドリ 12 カワガラス 13 ミソサザイ 14 ヤブサメ 15 ウグイス 16 キビタキ 17 オオルリ 18 エナガ 19 ヤマガラ 20 シジュウカラ 21 メジロ 22ホオジロ 23 カワラヒワ 24 イカル 25 カケス 26 ハシブトガラス

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2007年6月 8日 (金)

チュウサギ

S2007may14_ogoto_027チュウサギ 英語名はIntermediate Egret , Yellow-billed Egret,学名は(Ardea intermedia) S2007may14_ogoto_0265月になると雄琴付近は水が張った水田が広がります。そこへ冬はいなかったチュウサギやアマサギがたくさん渡ってきます。この頃の水田はヤゴやアメリカザリガニ、ドジョウなども多いようです。水田を歩き回りながら餌を探します。英名ではYellow-billed だがこの頃のチュウサギは目先の色は黄色でくちばしは黒い。 繁殖期なので近くで営巣を始めているのかも知れない。琵琶湖の付近はアオサギが増え、チュウサギは減少気味だったが、このところ少し個体数が増えてきた気がする。S2007may14_ogoto_032頭を下げ餌を狙っているようだ。S2007may14_ogoto_030何か捕まえたようだがよく分からない。ヤゴか水生昆虫かもしれない。大きなものではない様子。S2007may14_ogoto_035再び歩き始めた。コサギと異なり足指は黒い。くちばしもやや太く短め。犬を連れての散歩中だったがすぐ近くでこちらを余り気にせずくつろいでいた。S2007may14_ogoto_017そして、飛び立っていった。(5月14日の雄琴河口付近での観察)

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2007年6月 6日 (水)

トビ

S2007may9_ogoto_007 トビ Milvus migrans 雄琴側沿いを犬と共に散歩していると2羽のトビが何かしている。進行方向でもあったので静かに近づきながら写真を撮る。S2007may9_ogoto_011 10mぐらいに近づいた時1羽が飛んだ。もう1羽はこちらを気にしながら、長いものを食べている。どうやら大きさと形からアオダイショウのようだ。道路で轢かれたものを食べているのか生きたものを捕まえたか分からないが近くで見ているとなかなか猛禽の雰囲気がある。S2007may9_ogoto_027この1羽も少し飛んで、近くの畦に降り再び食べた。250mmのレンズで少しトリミングをしてはいるがこんなにゆっくり移させてくれたのは、よほど魅力的な食べ物だったのだろうか。S2007may9_ogoto_034食べ終わった後は水田の上を飛び去っていった。(写真は5月9日のものです)最近忙しく題材はあるのだが書き込む暇がなかなか見つからない・・・・。

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