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2007年4月の10件の投稿

2007年4月25日 (水)

山科川下流・木幡池

S2007apr22_004  4/22は京都植物の観察会で六地蔵から山科川を下り、宇治川河川敷を歩き、木幡池のまわりをめぐり六地蔵に戻った。今にも雨が降りそうな(実際は小雨が降っていた)天気ではあったが何とかゆったり予定通りに回れた。全体的に春の帰化植物が多い。S2007apr22_001 山科川ではカラクサケマン、が群生、どうやらニセカラクサケマンではないかとのこと。[環境設計のHP:花は白で先端が濃ピンク,萼片は花の1/2,花の側面に付く,果実は下向きに曲がる。]とあるがカラクサケマンとの区別点がよく分からない。でもツル状に伸び辺りを一面覆い尽くしている。河原はカラシナが茂り、取り立てて珍しい植物は多くないがセッカが鳴き、キジが叫ぶのどかな雰囲気だ。最後の木幡池では温水の流れ込む辺りには冬を越えたボタンウキクサがすでに水面を覆い始めている。ノウルシも少しだけだが残っていた。あちこちでヒクイナがさかんに囀っていた。S2007apr22_050 池の縁で死んだ動物の死体ネコかと思ってひっくり返すと、大きな門歯が見える。明らかにネズミの仲間だ。とするとヌーとリアかマスクラットなどだろう。この池にもけっこう定着しているようですね。

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2007年4月21日 (土)

ハッカチョウ

2007apr20_012_1 雄琴川河口付近の水田では最近ハッカチョウがうろついている。2006年1月の水鳥調査の時に堅田で3羽のハッカチョウを見かけてから、ちょくちょく雄琴から堅田で見かけている。昨年は雄琴付近でも6月頃頻繁に見かけ、秋は一次的に見なくなった。  S2007apr20_013 最近はまたムクドリと行動を共にしていることが多いが、つかず離れずの雰囲気である。どういう訳かこのところは1匹のみ観察だ。ムクドリより一回り大きい。 S2007apr20_015飛んでいるところを写すのは難しいが、飛ぶと羽の白さがよく目に付く。200des2653ハッカチョウはおそらく篭抜.けの繁殖個体だと思う。したがって移入種だと思われる。中国ではあちこちに普通にいる鳥で、上の写真は2004年12月26日に廈門(アモイ)コロンス島で見たハッカチョウだが、海岸で100羽前後群れていた。雄琴のハッカチョウとは同じだろうか。 2005aug19singapore081芝生にいるハッカチョウは2005年8月19日Singaporeの植物園にいたハッカチョウ。(どうやら下尾筒が白いことと大型なのも考えるとオオハッカ white-vented Myna Acridotheres cinereus のようだ。)これはどうも色も薄めで雰囲気が違うような気がする。ハッカチョウにも種類があるようなので、雄琴のものはなんだろうか。普通のハッカチョウAcridotheres cristatellus でいいのだろうか?

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2007年4月20日 (金)

レンプクソウ

  2007apr14_8 レンプクソウ Adoxa moschatellina レンプクソウ科にの1属1種の非常に変わった植物のようだ。漢字では漣福草と書くが、これはフクジュソウと一緒に生えていて、連なって生えていたことから付いた名前だそうな。別名が五輪花-何となくオリンピックのような名前だが、私はこの方がこの植物の特徴を良く表して良い名だと思うが!?2007apr14_03小さくて目立たない野草で、教えてもらって、「これなのか」という感じでした。名前は以前から聞いており、変わった植物だという認識もあったが、フクジュソウとは似てもにつかない地味な植物なので。自生地は、休耕田と近くの疎林に群生していた。個体数はそれなりにはえていた。
2007apr14_10 花のアップ、ゴリンバナ(五輪花)の意味が分かる。花茎の先に 4弁の花、まわりに4つの5弁の花が付いています。 2007apr14_05花の塊は正方形に近い感じになります。先端の花はまわりの4つの花に対角線の方向に花弁を広げていました。左は頂点の花、上の側面の花とは違うでしょ。

そういったわけで、地味でありながら、所属関係-レンプクソウにつながる植物が分からなかったので、1属1種の科だったのが、最近の研究によって類縁関係が近い仲間が増えてきたようです。スイカズラ科からガマズミやニワトコが移籍してきたようです。そういわれてみると似ていなくはないような気がします。

ところが、この自生地はダム建設の予定地に当たっており、このままではダムの底になってしまいます。建設のための予備調査をすでに始めていました。目立たない植物だけにその価値に気付いてくれない人も多い。滋賀県としては、確実な自生地は少ないようです。 嘉田さん、ダムは中止するのじゃなかったのですか? 福に連なる珍しい植物を見捨てるのでしょうか。

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2007年4月17日 (火)

ネコノメソウ

S2007apr14 4月14日はネコノメソウを中心に見ようという目的で植物観察に行った。ネコノメソウChrysosplenium grayanum 鈴鹿山麓君ヶ畑の水路を被うように広がって生えていた。オランダミズカラシなどと一緒に生えていた。S2007apr14_1 アカヒダボタンChrysosplenium nagasei var. porphyranthes  正直いって見分けについてはもう一つポイントが分からない。同じ地域にタイプの違うネコノメソウの仲間があることは分かるのだが。幾つかのHPと見比べほぼあっているかな。同行の人に教えてはもらったが、自分の撮った写真とメモが同じものかがはっきりしない。S2007apr14_2 サンインネコノメなのだろうかか?S2007apr14_1_3こちらはホクリクネコノメといわれた気がする。本当のところよく分からない。あちこちの谷はネコノメソウの花盛り。これは手強い。S2007apr14_1_1 タチネコノメソウChrysosplenium tosaense これなら分かる。でもツルネコノメソウが似ているらしいが、この時期だとわかりにくいそうだ。S2007apr14_1_2 S2007apr14_2_1 ハナネコノメソウ Chrysosplenium var. stamineumとシロバナネコノメ(こっちが母種)があるようだけどどちらだろうか。毛はあるし花弁(がくかな)からおしべが飛び出しているようだし。少し地味なこの仲間の内では、いずれにしても魅力的な花だ。名前は付けたが、同定には全く自信がない。誰か教えて~。

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2007年4月15日 (日)

マルバスミレ

  S2007apr14_019 マルバスミレ(丸葉菫). スミレ科 Viola keiskei 4月14日は湖東の山に。それにしてもこの1週間は長かった。新年度の初めはきつい。今年の春は湖東の山にそれにしてもよく来る。東近江市から細い山道を通り峠を下りた辺りの道ばたで、あっけなく出会った私のあこがれのスミレ。春になると意識的にスミレ探しをしているけれど、野外で出会ったのは初めてです。S2007apr14_018大きくUpするとパンジーのよう。白く清楚な花は美しい。何もかもが丸みを帯びてかわいい感じです。S2007apr14_014写真ではわかりにくいけれど毛が多くケマルバスミレとも言われています。

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2007年4月11日 (水)

アオサギ

S2007apr803 4月8日、すっかり暖かくなった日和のもと京都亀岡を訪ねた。亀山城の内堀横の水路でアオサギが大きな魚を捕らえていた。捕まえたものの、大きすぎてなかなか食べられない様子。S2007apr804 魚はコイかフナ40cmはあるだろうか。魚のお腹が異様にふくらんでいるので、おそらく産卵のために浅い水路に入り込んできたものを、アオサギは捕らえたのであろう。S2007apr805 数分の格闘の後ようやく飲み込んだが首がふくらみ、よく見るとまだ魚の尾びれがまだ覗いている。S2007apr807 苦しそうに首を空高く上げ、のどの奥に押し込もうとしている。S2007apr809 飲み込んだあと少し近づくと歩いて距離を取ろうとするが、飛ばずに歩く。かわいそうなのでその場を離れ、花明山植物園を見て回り、帰りにもう一度覗いてみたがもういなかった。S2007apr8 植物園はここの目玉の「このはな桜」がきれいでした。ちょうど満開、山桜のかわりもので、赤っぽい幹と小ぶりの八重咲きが印象的でした。

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2007年4月 9日 (月)

コブシ

S2007apr702_1 コブシ (辛夷 Magnolia kobus) 4月7日 マキノの湖岸にもソメイヨシノが五分咲きに咲く頃、湿地脇のハンノキ林は所々に白い花を咲かせたコブシの花が目立つようになる。S2007apr710自然に伸びた樹形は左のようになり花付きもよいようだ。ハンノキ林下はノウルシが一斉に伸び花を咲かせている。クサイチゴも白い花を咲かせ、これからは一気に春が進行していきそう。ところでコブシの花を近寄って観察して見るとS2007apr715 つぼみの方がわかりやすいのだが小さい葉が1枚付いている。ただこの葉は花芽を包んでいた鱗片に付着しているようで花が完全に咲くと、落ちてしまい花の根本の緑色の葉だけでタムシバを区別しにくい気がする。S2007apr717滋賀県では琵琶湖周辺の湿地、河川林に多く見られ、葉の展開前に花をいっぱいに咲かせるので、各家庭でにも植えられていることが多い。それに対しタムシバは一般的に山の斜面や尾根筋にも見られる。S2007apr72 花の元には葉は見られず、花付きもよくない。花だけを見比べると区別は難しいが、生えている場所を考え合わせればたいがい想像が付く。

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2007年4月 8日 (日)

朽木の花

S2007apr745 7日朽木の森を歩いてきた。3月下旬はほとんど花は見られなかったが、4月7日はあちこち花であふれていた。ソメイヨシノも咲き始めヤマザクラも美しい。コバノミツバツツジがあちこちで咲いているのが目立つ。S2007apr748赤紫に混じって色のほとんどないツツジもある。昨年と違い山を見ても雪は見えない。谷間も花が咲き始めていた。ミヤマカタバミ、スミレサイシン、タチネコノメ、そしてこれ。 S2007apr724 この季節この辺りで一番見たいと思っていた花。小さな滝の脇の岩の側面にひっそりと咲いていた。S2007apr704キバナサバノオ. Dichocarpum pterigionocaudatum. キンポウゲ科 シロカネソウ属. の花である。この仲間の花はいくつか見ているが、比較的大きくがっしりとしている。まだ咲き始めのようだが 暗い谷間に生える。S2007apr719この植物は岡山から滋賀県にかけて分布し、環境省レッドデータブック. 絶滅危惧IA類に指定され、滋賀県の絶滅危惧種にもなっている。非常に分布が局限されている。いつまでも朽木の谷間で花を咲かせてもらいたいと思うのだが。

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2007年4月 7日 (土)

イワツバメ

2007apr717 4月7日安曇川上流葛川小中学校前の橋付近を通りかかったのでイワツバメの営巣状況を見てきた。橋の下のコロニーは年を追う毎に大きくなっているような気がする。ざっと見たところで飛び交っているイワツバメは150羽以上のように思う。2007apr708 3月の24日に通りかかったときには、まだ来ていなかったが2週間経った今日はもうさかんに巣作りをしていた。2007apr701古い巣を修復しながら、どうやら抱卵をしているようにも思う。近くの電線上で交尾と思われる行動も見られた。2007apr751 巣作りのための土は、学校脇の林道や駐車場。上の写真は駐車場の枯れ草を引き抜いて運んでいる様子。2007apr730 林道の水たまりの脇で泥を集め繰り返し、運んでいく。滋賀県では2000年以前はほとんど繁殖は見られなかった気がするが、最近はあちこちの橋の下などで見られている。この場所は滋賀県で最も早くから繁殖していることに、私が気がついたところ。過去の記録ははっきりした事は分からない。今年のイワツバメの繁殖地を確認に回りたい。

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2007年4月 1日 (日)

鈴北岳

Dsc_0015 3月31日石灰岩地の花を目的に鈴北岳標高:1182m・そして鈴鹿最高峰の御池岳標高:1247mをめざした。今年は春の訪れが早く、すでに山の上にも春は来ていると思ったのだが、登ってみるとまだ冬景色であった。Dsc_0017 鈴北岳を越えたあたりは、カルスト地形で3月下旬の降雪でまだ雪があちこちに残っている。ドリーネは吹きだまりになり、特に多くの雪が残っている。日本庭園と呼ばれ大きな木はほとんどなく草とコケで被われている。Dsc_0021スギゴケの仲間の密生する間にヒカゲノカズラ科のシダ:マンネンスギが生えていた。Dsc_0025_1 所々に小さな池ができており美しい水を湛えているが、まだいきものの気配がない。もうすぐすればアズマヒキガエルなどが産卵にやってくるかも知れない。目指していた御池岳は残雪が多く登山は断念し、コグルミ沢を下った。Dsc_0009 下の方はアブラチャンやフサザクラの花が咲いている。シジュウカラやコガラ、ヒガラ、アオゲラ、マヒワなど。そして登山中にクマタカを間近に見られた。山を下りて多賀の谷間では渡ってきたばかりのサシバが3羽舞っていた。カタクリやキケマンが咲いていました。彦根では咲き始めていたソメイヨシノもまもなく開花です。

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