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2007年1月の4件の投稿

2007年1月21日 (日)

高島アゾラ調査

2007jan20_003 オオアカウキクサ Azolla japonica 但馬型  1月20日、久しぶりに琵琶湖北部湖西のAzollaの様子を兵庫のS氏と見てきました。分布域が減少し絶滅が心配されている、在来のオオアカウキクサは大津市北部から高島にかけて3箇所ほど見てきましたが結局、乙女が池の一箇所に細々と残っているだけでした。それに引き替え外来雑種と思われるAzollaはあちこちに生えていました。2007jan20_011 これは乙女が池の岸に群生しているAzollaでAzolla microphylla とA. filiculoidesの雑種と考えられる個体。見ただけではわかりにくいが生で見ていると何となく雰囲気が違う。どちらも赤く色づくが少し違う。密生しているものは分かりにくいが、下のもののように高島市四津川の港内に浮かんでいるものを見ると何となくわかりやすい。2007jan20_004 少し尖り気味でやや三角形に近い感じになっている。更に新旭太田の湖岸の小さな田んぼ池ビオトープには2007jan20_007特定外来種に指定されているAzolla cristataと思われるものが放されていた。環境再生という目的の施設であることから非常に問題を感じる。2007jan20_010 小型でアカミが明らかに違うように感じる。いずれにせよ「環境に優しい」アイガモ農法とセットで導入されたAzollaが琵琶湖のまわりを埋め尽くし湖岸の富栄養な泥も増えてきている気がする。早急に手を打つ必要がありそうだ。琵琶湖はオオカナダモ、コカナダモから始まり、ホテイアオイ、ボタンウキクサ、フサジュンサイが毎年のように大繁殖を繰り返している。それに加えAzolla、今年は必ずしも多いとは思わないけれど、問題は今後も続くであろう。最後に比較のために西表のアカウキクサの写真を貼り付けておきます。2003des276 2003,12,27に撮影した西表祖納の湿田に生えていたアカウキクサ A. imbricataです。沖縄のものは西日本に分布していたアカウキクサとはやや異なるようだが違いは分かると思う。

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2007年1月 8日 (月)

水鳥調査

Dsc_0011 今年の調査集中日の6~8日はあまりにも荒れた天気で望遠鏡を押さえているのがやっと。車から出ることもできないぐらいでした。荒天を予測できていたので5日から調査をし結果的には集中日はまともな調査ができませんでした。8日は雨の降りしきる中寒さに震えながら、高島湖岸を調査していました。Dsc_0010 写真は1/5.岸で休むコガモ。この日は絶好の観察日和でした。非常に遠くまで見えすぎて、竹生島の間際近くに浮かぶカモまで見えました。オオハムの群れもいました。
高島の石田川以北~大崎間の10kmで
マガモ 858  カルガモ 470  コガモ 495  ヨシガモ 162  オカヨシガモ 420  ヒドリガモ 1261  アメリカヒドリ 2  オナガガモ 89  ハシビロガモ 145  ホシハジロ 555  キンクロハジロ 1315  スズガモ 22  ホオジロガモ 53  ミコアイサ 16  ウミアイサ 16  カワアイサ 35  カモSP 1900    カモ類計 7814でした。

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2007年1月 6日 (土)

江南のシダ2

自由行動が少なかったためシダをゆっくり見られなかったが最終日の朝は少し時間があったので、ホテル前の杭州宝石山に登ってきました。2006dec2605 裏面はこれ2006dec2606 日本のタイプとはちょっと違いますよね。見かけはベニシダなんだけどエンシュウベニシダに近いのかな。2006dec2626 これはサイゴクベニシダかと思ったけど、やはり少し違う。裏面はこれ2006dec2627 冬なので鱗片はわかりにくかったがそれにしても汚い黒っぽい鱗片がぺちゃぺちゃと少なめに付いている。2006dec2629 トウゴクシダかな。裏面は2006dec2630 こんな物かも知れないがやはりちょっと違う。胞膜の状態を確認してみたい気がする。他にはオオカグマやフモトシダもあったが、シダは少なめ。イタチシダ類は見た範囲ではなかった。

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2007年1月 4日 (木)

中国江南のシダ

あけましておめでとうございます。

2006dec22032昨年末旅してきた江南地方で見たシダを紹介します。といっても、水郷地帯なのでほとんどシダは生えていない。ヤブソテツ類とイノモトソウにベニシダ類ぐらい6日で20種類も見ていないのではないでしょうか。まずは蘇州虎丘。斜塔で有名な場所。 2006dec22037 そこの石垣に生えるシダはヤブソテツとイノモトソウ。日本の物とはほとんど変わらない。2006dec22041 少し 羽片の形と光沢が気になるところもあるが、日本にもこのような型はあると思う。

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