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2006年6月の16件の投稿

2006年6月28日 (水)

ヒメビシ

2006jun25_002_1 ヒメビシTrapa incisa

八日市柴原南町の宮溜は、元々滋賀県内で絶滅が心配されているヒメビシの大群落があった場所でした。それが5年ほど前に全面的な改修工事が行われその後ヒメビシの種がまかれたところである。ごく一部にビオトープが作られたが現在は見る影もなくなっている。毎年見に行っているが一部以下にも保護され植えられたと思われるヒメビシがあったのみです。実質的には全滅状態です。

その頃の新聞によれば以下引用「池の底には宮溜の底の土を搬入、調整池本体と池の間には通水管が設けられ、調整池本体の水位が低下しても池の水位を生育に適した0.5―1メートルに保ち、水位上昇時には魚など他の水性生物も移動可能となるなど、自然の水温調整、水質調整なども考慮した。流入水は、名神高速道路をはさんだ隣にある馬溜と水田の余水、ダム用水を供給。」とあるが実際には、水草が豊富で素晴らしい環境の馬溜は今は水質が悪化しジュンサイすらほとんどなくなり、フサジュンサイが全面に広がる池になってしまった。改修前はコウホネ、ヒツジグサ、ノタヌキモ、イヌタヌキモ、ヒメタヌキモ、ジュンサイ、ヤナギスブタ、ホソバミズヒキモ、フトヒルムシロが育つ池でした。

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2006年6月27日 (火)

アサザ

2006jun25_002 アサザ Nymphoides peltata

滋賀県で細々と生き残っているアサザです。曇天の中でひっそりと咲いていました。今頃はけっこう良く育っているはずですが今年は、元気が良くないようです。虫による食害が激しく、まともな花は少ないようです。水路はアイノコイトモ?で被われ水が停留し環境は良くないようです。

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2006年6月26日 (月)

オニノヤガラ

2006jun25_001 オニノヤガラ(ラン科). Gastrodia elata

2006jun25_004_1 梅雨時期の竹藪の中にひっそりとオニノヤガラが立っていました。時期的には訪れるのがやや遅かったようで、すでに大半が枯れていました。花は上部に少し残っていただけです。葉緑体を持たない腐性植物でナラタケ菌と共生しているらしいのですが、写真のように非常に大型でこの個体は1.8mぐらいに伸びています。

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2006年6月25日 (日)

オオアカウキクサ

S2006jun242 S2006jun24 オオアカウキクサ 但馬型Azolla japonica

琵琶湖周辺ではかなりアイガモ農法がさかんに行われていて毎年のように流れの緩い内湾のような所は外国産のAzollaでおおわれます。一時は絶滅危惧が復活してきたと喜んでいたのですが、逆に日本産のオオアカウキクサがより圧迫を受けて産地は局限されているようです。湖東の冷たい水が湧き出す山際の休耕田に細々と生き延びていました。草におおわれかけていましたが、盛り上がるように生えています。外来種に比べ明らかに大型でごわごわした感じです。S2005jul16_009

すぐ近くの池そのものには外来種のAzollaが池を覆っている。今年は大繁殖していなかったので去年の2005/7/16の写真です。

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モメンヅル

2006jun24_002 モメンヅル Astragalus reflexistipulus

葛川の土手にひっそりと生えるモメンヅル マメ科のゲンゲ属、春に水田等に生える「レンゲソウ」に近縁な植物ですが滋賀県にも現在は得ている場所はごく限られている。昨日今年はどうなっているかと思い様子を見に行ったところまもなく花を咲かせるところであった。今年は1株しか見られない!あと数日で花が見られるであろうが、それまでに草刈りが行われなければよいのだが。

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2006年6月24日 (土)

ウスバシロチョウ

2006jun11ibuk_007_1  2006jun11ibuk_015

伊吹山で撮影したものです。ゆるやかに飛ぶ。何となく鈍くさいので、写真を撮る分には簡単。比較的簡単に近くに寄れる。他にもキアゲハやヒョウモンチョウ、スジグロチョウなどもいたが、すぐ逃げてゆっくり撮影できない。鳥などに襲われたためか羽に欠刻があるものが多い。

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2006年6月18日 (日)

ナツノハナワラビ

2006jun11ibuki_009 ナツノハナワラビ  Botrychium virginianum

伊吹の山麓の林はシダ植物が多い。春植物が消えすっかり薄暗くなった林下でナツノハナワラビが穂を上げていた。典型的なシダ型の葉を持ちながら葉質や色などから何となくシダらしくない。ハナワラビ科の植物はいわゆる、新芽が蕨巻きにならないせいかもしれない。まわりはイノデ類やイヌワラビ類も多い。

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2006年6月16日 (金)

イブキシモツケ

2006jun11ibuk_003

イブキシモツケが伊吹登山道8合目ぐらいに咲いていた。まわりを見渡すと目立つ白い花が斜面のあちこちに咲いていました。クサタチバナやキバナハタザオも咲いている。コバノミミナグサはもう終わりのようでした。

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2006年6月14日 (水)

アヤメ

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11日は久しぶりに伊吹山に上ってきました三合目付近はアヤメが群落を作っていました。この時期に登ったのは久しぶりですオドリコソウやキバナハタザオ、イブキシモツケ、グンナイフウロなどが咲いていました山頂付近はまだニリンソウが咲いていました。カッコウやホトトギスが鳴く気持ちの良い登山でした。

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2006年6月 9日 (金)

オオヨシキリ

S2005may14__039

琵琶湖岸のヨシ原はオオヨシキリの声が響き渡っています。4月終わりに寂しく鳴いていた頃とはずいぶん違います。さかんに追い掛け合いをしています。かなり雛もかえっているようでヨシ原の中では小さい声もしています。ヨシ原の上空ではツバメの尾の短いものも飛び始めました。今年生まれのツバメのようです。

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ホウネンエビ 田んぼの生き物2

2006jun7ogoto_004

田んぼの中を透き通った身体を持ったホウネンエビが動いている。2週間ほど前に小さい個体を見つけたのだが、あっという間に大きくなっている。もう透けた身体には卵が見えている。雄と思われる個体が追いかけているのが見られる。もう間もなくイネが伸び水面が暗くなる頃には卵を産んで姿を消してしまう。カイエビとホウネンエビはあちこちの水田で見るのだけど、カブトエビは最近見ていない。

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2006年6月 7日 (水)

カイエビ 田んぼの生き物

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田植えを終え、やや落ち着いてきた水を張った田んぼでは、いろんな生物が見られます。まだイネも伸びていないので、日の光が差し込み明るい水中は、泥の表面に植物プランクトンが大量発生し、それを餌とするミジンコが大量発生します。その中で5mmを越え二枚貝のような形をした生き物がせわしなく動いています。これはカイエビと呼ばれ、イネが伸び暗くなると共に水干しされると卵を産み死んでいきます。滋賀県には4種類のカイエビの生息が確認されています。種類はカイエビ、タマカイエビ、ヒメカイエビの一種、トゲカイエビだそうです。詳しいことを知りたい方はhttp://www.lbm.go.jp/publish/umindo/volume14/umind14f.htmlを参考にしてください。

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2006年6月 5日 (月)

コケ

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2006jun4_1

昨日は京都植物の観察会で清滝に行ってきました。トキワトラノオやコバノヒノキシダとの雑種などを観察特に珍しい植物があるわけではないが気持ちの良い天気に恵まれ、良かったと思います。普段余り観察しないコケもじっくり見ることができました。小さくて見づらいのですがよく見ると面白いものですね。この日観察したうちの2枚を貼り付けました。ツルチョウチンゴケとナミガタタチゴケ、ムチゴケ、シラガゴケ・・・これは覚えられない。

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2006年6月 4日 (日)

ハッチョウトンボ

2006jun35 2006jun3

Nannophya pygmaea

トキソウのまわりでは非常に小さなトンボが飛び回っていました。もう羽化しているようです。まだ色は薄めで、夏になれば雄はもっと赤くなります。大きさは15mm前後でちょっと見るとアブかハエのようにも見えます。環境庁が全国共通の「指標昆虫」に指定した10種の中の1種であり、http://www.biodic.go.jp/kiso/15/do_kiso3.html 優れた湿原の指標種だそうです。今のところ滋賀県内のあちこちの湿原で見られ、それほど珍しいわけではありません。

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トキソウ

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トキソウ Pogonia japonica (ラン科 )

昨日は滋賀県の湿原に行ってきました。サンコウチョウ、ホトトギスが鳴く中でトキソウの花を見てきました。ピンクの弱々しい花だけど清楚な感じ美しい。最近はこの花が咲いている湿原も少なくなった。きれいだと持ち帰られるし、良い環境に保たれた湿原も開発により失われていく。 鳥のトキ同様にこの花も絶滅に向かっているのだろうか。栽培のみで野生から姿を消していくのは忍びないことです。撮影地は書かないことにしましょう。

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2006年6月 3日 (土)

クリンソウ

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クリンソウ サクラソウ科 Primula japonica 

京都北山片波の小さな谷間でクリンソウを見つけました。すでに花は4輪か5輪ぐらいに達しており下の方は花は枯れ果実がふくらみ始めていました。花の盛りは過ぎていますが、まだじゅうぶんに美しい。昔は北山にはあちこちで見られたのですが最近群生を見ることが少なくなった。美しい花が災いして民家の庭先に移植されてきたのと、適度な森林作業が明るい谷間を作り出していたのが、そう言った場所が荒れてきたためかも知れない。いつまでもクリンソウが咲き続けられる環境が保たれることを願わずにはおれない。

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